コロナによる休校でもらえる助成金

コロナ休校にかんする助成金について、

ざっくりとした紹介です。

コロナによる休校でもらえる助成金

厚生労働省HPより(6/9時点)

もらえるひとは従業員ではなく、事業主。

「事業主」が申請して「事業主」がもらえる助成金です。

従業員が直接もらえるわけではありません。

事業主が、年次有給休暇(普通の有休)とは別に、

コロナで休校になった子どもの世話をするための

「満額支給の特別休暇」を出している場合に、

事業主に対する補償として支払われるものです。

従業員はもらえませんが、そもそも特別休暇で休んでも給料が

会社から支払われていることが前提となっています。

もらえる金額は、1人あたり5万円×10名分=年間でMAX50万円

もらえるのは、年間で1人あたり5万円。

10名分までしかもらえないので、年間で最高50万円です。

申請期間は3ヶ月毎に4回ありますが、

4回合わせて50万円がMAXです。

なお、同じ従業員が、春と夏に特別休暇を取っても5万円を2回はもらえません。

1人あたり1回限り5万円という意味です。

Q&A6頁より

もらえる対象期間は、2021年4月から2022年3月までの休校日

2021年3月までの休校に対してもらえる

「小学校休業等対応助成金」がありました。

これが3月で終わって、4月からは今回の助成金に

引き継がれています。

ただし、内容や申請方法は変わっているようです。

特に、小学校休業等助成金にあった、

従業員からの申請や、フリーランス向けの支援金は、

今のところはありません。

申請先は沖縄労働局で、申請方法は紙(郵送)

沖縄県の事業者の申請・問い合わせ先は沖縄労働局です。

ホーム | 沖縄労働局

なお、今回の申請については、電子申請はできないので、

紙での提出のみになるそうです。

特別休暇を支給していて、両立支援の仕組みもあるという

申請要件がやや厳しいので、

申請できる会社は顧問社労士がいるところが多い印象です。

実際の申請の詳細は、顧問社労士か、

沖縄労働局に確認するのが良いと思います。