コロナ休校にかんする助成金について、
ざっくりとした紹介です。
コロナによる休校でもらえる助成金
もらえるひとは従業員ではなく、事業主。
「事業主」が申請して「事業主」がもらえる助成金です。
従業員が直接もらえるわけではありません。
事業主が、年次有給休暇(普通の有休)とは別に、
コロナで休校になった子どもの世話をするための
「満額支給の特別休暇」を出している場合に、
事業主に対する補償として支払われるものです。
従業員はもらえませんが、そもそも特別休暇で休んでも給料が
会社から支払われていることが前提となっています。
もらえる金額は、1人あたり5万円×10名分=年間でMAX50万円
もらえるのは、年間で1人あたり5万円。
10名分までしかもらえないので、年間で最高50万円です。
申請期間は3ヶ月毎に4回ありますが、
4回合わせて50万円がMAXです。
なお、同じ従業員が、春と夏に特別休暇を取っても5万円を2回はもらえません。
1人あたり1回限り5万円という意味です。
もらえる対象期間は、2021年4月から2022年3月までの休校日
2021年3月までの休校に対してもらえる
「小学校休業等対応助成金」がありました。
これが3月で終わって、4月からは今回の助成金に
引き継がれています。
ただし、内容や申請方法は変わっているようです。
特に、小学校休業等助成金にあった、
従業員からの申請や、フリーランス向けの支援金は、
今のところはありません。
申請先は沖縄労働局で、申請方法は紙(郵送)
沖縄県の事業者の申請・問い合わせ先は沖縄労働局です。
ホーム | 沖縄労働局
なお、今回の申請については、電子申請はできないので、
紙での提出のみになるそうです。
特別休暇を支給していて、両立支援の仕組みもあるという
申請要件がやや厳しいので、
申請できる会社は顧問社労士がいるところが多い印象です。
実際の申請の詳細は、顧問社労士か、
沖縄労働局に確認するのが良いと思います。