昨日3月14日(月)から発生しているe-Taxの通信障害。
確定申告期限である今日15日になっても解消していません。
国税庁が、個別の延長を決めました。
なにが起こっているのか
昨日、e-Taxを使おうとしたら、
ログインできませんでした。
ソフトやブラウザなどによって障害の程度は違うようですが、
申告ができないひとも出ている様子です。
わたしは申告はすべて終わっていたので実害はありませんでしたが、
SNSなどでは悲鳴があがっていました。
申告できないとあせる必要はありません
結論から言うと、ネットトラブルで申告ができなくても、
個別に延長できるようになったので、
あせってパソコンの前でイライラする必要はありません。
明日16日以降、トラブルが直ってから落ち着いて申告すれば大丈夫です。
16日以降に申告する場合は、
個別延長の方法を確認してから申告しましょう。
申告ができないひとは簡易な方法で延長できる。期限は未定。
今日、国税庁から「緊急のお知らせ」がでました。
内容を要約します。
① 14日からネットトラブルが発生していて、まだ直らない
② 申告できてないひとは、個別に申告期限を延長して後日提出してね
③ 申告期限をいつまで延長するかは、まだ決めてないからあとで知らせるね
という感じです。
個別に申告期限を延長する場合の確定申告書の書き方
期限の延長は、
「e-Taxで申告する場合」もできるし、
「紙で提出する場合」もできます。
明日以降に紙で出す場合は、
確定申告書の右上に
「e-Taxの障害による申告・納付期限延長申請」
と書くだけです
消費税は、申告期限が3月31日なので、
今回は対象ではありません。
明日以降にパソコンやスマホから、
確定申告書作成コーナーで出す場合は、
特記事項に、
「e-Taxの障害による申告・納付期限延長申請」
と書くだけです。
明日以降に「やよいの青色申告22」など、
市販の会計ソフトで電子申告をする場合には、
申告書等送信票(兼送付書)の
「特記事項欄」に
「e-Taxの障害による申告・納付期限延長申請」
と書きます。
個別延長する場合は申告まえに税金を払っておく
個別延長なので、
「申告した日」が「税金の納付期限」になります。
申告した翌日以降に税金を払うと、
期限後納付になってしまうので、
個別延長をする場合は、
納付してから申告するのが安心です。
電子申告の障害は昔からよくあります。
3年ぶりの3月15日期限だし、
コロナでe-Taxも増えるとわかっていたのに!
という気持ちになりますが、
今のところ、e-Taxはそんなもんです。
あまり信用しすぎず、でも期待しましょう。