税理士資格の取るための時間を確保できる仕事

仕事初めで、久しぶりに前の職場に挨拶に行きました。

私の後任のひとが税理士になったと会報(税理士には『〇〇税理士界』という

冊子が毎月送られてきます)で見たので、挨拶に。

わたしもこの職場のおかげで税理士資格を取れました。

税理士受験をしながらの最初の仕事

税理士になるためには、実務経験が2年以上必要です。

だから最初は迷わず税理士事務所に就職しました。

毎朝5時半に起きて、6半時に職場に行き、

業務開始の8:30まで勉強(職場を使わせてもらって感謝してます)。

ただ夜はサービス残業で勉強できず、3年経っても

1科目も合格できませんでした。

妻と「3年間勤めて、どうするか考える」約束をしており、

第1子が妻のおなかにいたので、

合格できるよう仕事を変えたほうが良いと言われました。

私は仕事は辞めたくなかったので、所長にお願いして

正社員からアルバイトに身分を変更することに。

仕事の内容はそのままでしたが、アルバイトなので残業がなく、

子育てをある程度はすることができました。

おかげでその年は消費税法にも合格できました。

大学院に通いながら経験も積める仕事

とはいえ、そのままアルバイトを続ける気にもなれず、

税理士事務所を辞めて、大学院に通いながらできる仕事を探すことに。

親切な知人のつてを頼り、大学院の教授や、

院を卒業した先輩に会って、話を聞いて回っていたところ、

知人の税理士の先輩が勤めながら資格を取った官公庁の外郭団体で、

残業がなく、税法の知識が活かせる仕事があると聞きました。

身分は嘱託職員、更新有りの単年度契約で、

給与は税理士事務所のときの倍(税理士事務所が安すぎるというのもありますが…)。

その職に就き、時差出勤で毎日定時退社し、

夜は大学院へ行って授業、土日は図書館で論文を書く生活。

集中講義は有給休暇を使って出席し、

修論を書き上げて、税理士資格を取ることができました。

大学教授から入学前に言われた言葉

大学教授から、入学前に言われた言葉を覚えています。

「仕事と、税理士試験と、大学院。

 ふたつまでなら両立できるけど、

 3つは無理だからね。」

それはそうだろうなと思い、入学前に試験は終わらせました。

むすこが生まれた直後で、子育てと疲れとストレスで、

夜中に不安で眠れなくなった時期もありましたが、

家族の存在に支えられたと思います。

税理士受験生にぴったりの職種なのに

私が働いていた職に就きながら税理士資格を取ったひとが、

私の前任者と後任者合わせて4人います。

みんな探している職だろうと、自分が辞めるときは、

大学院のゼミにも紹介したのですが、ゼミ生からの応募はありませんでした。

大学院や税理士資格を取りながら働くのにぴったり職という情報は、

探しても出てこないし、意外と気づかれてないのかもしれません。

(今も募集が出ています)

私のしていた職に限らず、嘱託職員や会計任用職員などは、

税法や経理、中小企業支援などの知識を活かせるもの多いです。

税理士資格を取るあいだの仕事は、

税理事務所か、試験専念か、というひとはやはり多いけれど、

こういった職種も、税理士を目指しながら働き方に悩んでいるひとの

良い選択肢のひとつです。

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