自分の事務所の経理をfreeeでつけています。
まず自分で使わないとわからないと思い、初年度はマネーフォワードを、
2年目はfreeeを使い、それから今まで使い続けています。
行き詰まったらチャットとヘルプページで乗り切るのがおすすめです。
初めてのソフトのサポート体制は気になる
会計ソフトは操作が難しいです。
ベースに簿記や消費税があり、その上で各ソフトの操作方法があるためです。
わたしも支援先が初めて見るソフトを使っていると、
わかるかな?と内心ドキドキします。
ソフトへの入力方法も、以前は仕訳か出納帳か伝票、みたいな感じでしたが、
クラウド会計が登場してからは、入力方法も多様になっています。
だから経理をするひとは、特に初めてのソフトをさわるときは、
操作がわからないときに助けてくれるサポート体制が気になります。
freeeのサポート体制は料金によって異なる
freeeのサポート体制は、プラン=料金で違います。
個人と法人の料金とプランを貼っておきます。
個人だと、電話サポートはいちばん高いプレミアムのみ。
法人は、真ん中のベーシックから電話有り。
そして、メール・チャットサポートはすべてのプランで付いています。
結論から言うと、わたしはチャットサポートがあれば、
電話サポートは不要だと考えています。
freeeのチャットサポートがあれば、電話サポートはいらない理由
理由は3つあります。
① 電話サポートが使いづらいから
② チャットサポートが使いやすいから
③ freeeヘルプセンターが充実しているから
1つ目はネガティブな理由です、電話サポートは正直使いづらいです。
わたしも、最初ビビって電話サポートに入りました。
電話かけようとしたら、いくら探しても電話番号がない。
チャットで電話サポートのかけ方を聞きました。笑。
そしたら電話サポートは、電話をかけるのではなくて、電話の予約をすると、
予約した時間に電話がかかってくるというものでした。
しかたなく電話で予約をしたら、わたしが予約したときは
最短の予約日が1週間後!
いくらなんでも遅すぎでは?
そのときはたまたま混んでいたそうですが、
でも、問合せが集中する時期はみんな一緒ですよね。
経理のひとが月末の処理をしていたら、来週では間に合いません。
1週間後に予約した電話がかかってきましたが、
その時たまたま別の用が長引いて取れませんでした。
これは時間の無駄では?と感じ、以来電話サポートはしていません。
かりに電話の返信が翌日でも、使いません。
今わからないことが翌日までストップ、
しかも電話を待つなんて感覚的に耐えられないので。
2つ目、チャットサポートが使いやすいです。
ソフトを開いて右下のタブに書き込むだけです。
チャットサポートも待たされますが、数分から数十分でつながります。
(今年はコロナで対応者が減ったうえに、電子申告が推奨されて
確定申告時期は混乱したかもしれませんが)
チャットは文書に書き起こすので、電話よりもわかりやすいです。
クラウドなので、相手もデータを見ながら対応してくれます。
チャットのやり取りは、すぐにメールで送られてくるのであとからゆっくり見直せます。
最後に、freeeのヘルプセンター=web上のマニュアルがわかりやすいです。
ヘルプセンターはココです。
たとえば、よくある預金残高のズレが起こった場合の回答ページです。
これの何がわかりやすいのか。
まず、これまでのソフトのマニュアルは紙やPDFが多かったです。
そうすると、探すのが大変でした。
そして、紙やPDFは一度作成したら、修正ができません。
的外れのマニュアルは的外れのままです。
ヘルプセンターはwebにあるので、日々更新されます。
ソフトウェアの更新や、わかりにくいという意見に応じて、
作り直された最新のマニュアルを見ることができます。
言葉でわかりにくものは、動画のリンクが貼ってあります。
わたしが見たなかでは、会計ソフトのwebマニュアルの中では
今のところfreeeがわかりやすさで勝っているように感じます。
検索に慣れるまで、多少の努力は必要かもしれませんが、
会計ソフトのマニュアルとしてはイノベーションだと思います。
とはいえ、それでも充分難解ではあります。
Twitterなどでは、ハッシュタグで「#freee塾」を付けて、
若い税理士のひとたちが疑問や発見をガシガシ発信しています。
読んでるとたのしい気分になります。なりませんか?
たのしいとか、なんとなく好き、というのはとても大事です。
その印象がソフトとの大切な相性だと思うので、
ソフトを選ぶ際に参考にしてはいかがでしょうか。