e-taxをしている税理士のマストアイテムである電子証明書。
その第五世代電子証明書が届きました。
申込み方法
最初に言っておくと、第四世代に比べて申込みは飛躍的にラクになりました。
第四世代は印鑑証明とかを郵送した記憶があるんですが、
今回はすべてパソコン上で完結します(受取りを除く)。
※第四世代の電子証明書を持っている場合の方法になります
申込みは、専用のソフトで行うので、ソフトをダウンロードしますが、その前に、
まず自分の所属する税理士会の申込み開始を待たなければなりません。
今回は東京から遠いところから順番になっている(?)ようで、沖縄は最初でした。ラッキー。
期限が到来したら、日本税理士会連合会のHPにアクセスし、トップページの
「第五世代税理士用電子証明書」というバナーをクリックして特設ページに飛びます。
ページの中程にある「第五世代税理士用電子証明書 管理ツール ダウンロード」という紫のボタンを押すと
ダウンロードが始まるので、そのままインストールします。
インストールしたら、左側の「電子証明書オンライン申込」から申込みに進みます。
細かい手順を撮り忘れたのですが、第四世代の電子証明書とカードリーダーでサクッと終わりました。
重要なのは、手順をそんなに意識しないでもサクサク進めたこと。
e-tax関連のソフトって、別のマニュアルを見ないとソフトだけで操作が完結できないような
ひどい操作感のものが多いので期待してなかったのですが、このソフトに関してはマニュアル不要でした。
申込みから数週間後にカードが届きます。
その受取りがいちばん大変でした。
カードの受取り方法
カードは、郵便局の「本人限定受取 郵便 基本型」という方法で届きます。
具体的にはカードではなく、まず封書が届きます。
封書のなかの書類に「大きい郵便局で保管してるから、取りに来い」と書いてあります。
この「大きい郵便局」が近くにあればよいのですが、うちの場合は片道クルマで30分の距離。
嫌なので、受取り場所を変更(近くの郵便局)申込みを郵便局のHPからしました。
近くの郵便局で受取れるようになったら、連絡が来るかと待っていたが、1週間経っても来ず。
電話したら、「もう受取れますよ。明日までですよ。」とのこと。
そう、この本人限定受取郵便は、受取り期限が定められています。
受取期限を過ぎると、カードは税理士会に返送され、破棄されます。
うっかり期限を過ぎる税理士、全国で300人くらいはいるんじゃないか。
郵便局から届いた書類と、写真付きの本人確認書類と、印鑑を持ってこいと書いてありましたが、
うちの近くの郵便局では、運転免許証とサインだけで受取れました(他の郵便局のことはわかりません)。
受領書の送信方法
受取ったら、「受領書」を送らなければなりません。
受領書も送信期限が定められています。
うっかり期限を過ぎる税理士が全国で…
受領証の送信もパソコンで完結します。
申込みに使ったソフトの右側、「受領書オンライン送信」をクリックします。
第五世代の電子証明書と、カードリーダーでサクッと終わります。
途中で動作確認もさせられますが、マニュアル不要でスムーズでした。
PINは変更しよう
今回使った「第五世代税理士用電子証明書 管理ツール」では、PIN(暗証番号)の変更ができます。
左下の「暗証番号(PIN)の変更」のボタンからすぐできます。
PINは4桁から設定できます。
電子申告のたびにPINの書かれたハガキを見るのは嫌なので、
わたしは自分が覚えやすいものに変更しています。
フクギとタコノキと月。