一時支援金の受付が5月末で終了し、
今月からは「月次支援金」の申請が開始予定です。
まだ申請は開始していませんが、現時点で発表されている資料の範囲で
沖縄を前提として、わかりやすくざっくりと解説します。
「月次支援金」は「続・一時支援金」です。
「一時支援金」の次が「月次支援金」って、ごちゃごちゃしてわかりにくいー。
要するに、月次支援金は、一時支援金と同じものだと考えてもらってOKです。
わかりやすいように、比較して見ていきましょう。
【支給の対象期間】
一時支援金・・・2021年1月、2月、3月
月次支援金・・・2021年4月、5月、6月(7月以降も延長する可能性あり)
つまり、
「今年の3月まで」の売上減少を補填するのが一時支援金で、
「今年の4月以降」の売上減少を補填するのが月次支援金です。
【共通する点】
■一月あたりに換算した上限金額は同じ10万円(法人は20万円)
ただし、
一時支援金は1~3月を3ヶ月まとめて上限30万円(法人は60万円)でしたが、
月次支援金は月ごとの申請で毎月上限10万円(法人は20万円)になりました。
■給付対象者も同じ
緊急事態宣言、まん防に伴う時短営業
または
外出自粛の影響で、
月間売上が2019年または2020年に比べて50%以上減少している事業者
■申請手続きも同じ
IDを取得して、事前確認をして、申請という流れはまったく同じ。
![](https://aisaikaoru.com/wp-content/uploads/2021/06/無題-1-700x145.png)
■準備する書類も同じ
![](https://aisaikaoru.com/wp-content/uploads/2021/06/無題-700x444.png)
というわけで、同じですね。
一時支援金については、以前のブログにも書きました。
なお、沖縄県は、前回は特に「外出自粛の影響を受けている地域」で該当地域でしたが、
今回は「まん防」と「緊急事態宣言」が出ている地域として該当しています。
支給対象者がちょっとわかりやすくなった
一時支援金のブログでも書いたのですが、
自分が支給対象者なのか、わかりにくい難点がありました。
今回も対象者は変わっていないのですが、
リーフレットの具体例がすこしわかりやすく書かれています。
![](https://aisaikaoru.com/wp-content/uploads/2021/06/無題-2-700x452.png)
そして、該当しない場合も、やや細かく書かれています。
![](https://aisaikaoru.com/wp-content/uploads/2021/06/無題-3-700x382.png)
一時支援金を受給したひとは、手続きがほぼ無いと言えるくらい簡単
今回は申請が月ごとになっています。
だから、4月,5月,6月全部申請するひとは、
3回申請が必要です。
手続き方法について、初回は
確定申告書や本人確認、通帳などを揃えて、
事前確認機関に確認してもらう必要があるのですが、
2回目以降は、その月の売上帳だけ出せばよいと書かれています。
一時支援金を受給しているひとは、
月次支援金は2回目とみなされるので、いきなり売上帳と宣誓同意書を出せばOKです。
![](https://aisaikaoru.com/wp-content/uploads/2021/06/無題-4-700x46.png)
支給対象に該当する場合は忘れずに申請しましょう。
月次支援金でも一時支援金のIDが使えるの?
一時支援気の時にIDとパスワードを取得しているひとは、
月次支援金でIDを再取得する必要があるのか、事務局に確認したところ、
「一時支援金の受給者(申請中の場合を除く)については、
月次支援金でも同じIDが使える方向で調整しているが、
まだ確定ではないので、次の発表を待って」ということでした。
今後の予定
今のところ、4月分と5月分の申請は、6月下旬開始予定です。
【6月4日追記】申請受付開始日:6月16日(水)と月次支援金事務局が公表しました。
6月分の申請は、7月1日開始予定です。
資金繰りが厳しい場合には、すぐに申請できるように準備を整えておきましょう。
登録確認機関についても、特に変化はないようで、
探すのはたいへんな状況は変わらないと思われます。
先日、登録確認機関を継続依頼のアンケートが届いたのですが、
回答しない場合は「協力依頼に同意したとみなされる」そうです。
ふつうは逆じゃないのかと思いますが。
新情報が入ったら、また更新します~。