住民税は金額を確認してから、電子マネーで払おう

明日6月30日は、住民税(普通徴収)の第1期の支払期限です。

電子マネーでの支払いと、住民税の金額確認のおすすめです。

住民税の電子マネーの支払い方法

明日は、住民税の1回目の支払い期限です。

住民税は去年つまり2020年の儲けに対して、

翌年の2021年に4回に分けて

(6月末、8月末、10月末、2022年1月末)、

税金を払います。

去年たくさん儲けた方は、1年遅れの納税がツライですね。

サラリーマンの場合、

住民税は特別徴収と言って、勝手に毎月の給料から引かれているので、

あまり気にならないかもしれません。

でも退職した次の年の納税は同じようにツライですけど。

以前、軽自動車税で書いたように、私の住んでいる自治体でも

今年から市民税の納付が電子マネーでできるようになりました。

やり方はまったく同じですが、住民税も払えます!

① 市町村から送られてきた納付書を準備します

② スマホで電子マネーのアプリを開き、支払い方法の「スキャン」を選び、納付書のバーコードをスキャンします

③ 支払いボタンを押して、

④ 完了!

いやー、簡単ですね。

コンビニまで歩いてレジに並ばなくて良い。

コンビニでは基本的には現金払いだけどPayPayで払える。

手数料は無料、でもポイントはちゃんと付く。

良いこと尽くめです。

宜野湾市から「納税通知書」の誤りのお知らせが。

住民税の納付書は、6月上旬に届きました。

納付書は、「納税通知書」とセットで届きます。

みなさんにとっては、「領収書を貼り付ける横長の冊子」という

イメージではないでしょうか。

こういうの。

じつは、この冊子には「課税明細」と言って、

自分の税金の計算過程が書かれています。

「あなたは去年これだけ所得があって、控除があって、

結果支払う税金はいくらです」と書いてあります。

なぜなら、住民税の計算はみなさん自身ではなく、役所がしているからです。

国の税金である所得税は、確定申告=自分で納税金額を計算をしました。

これを「申告納税方式」といいます。

でも、市町村の税金の計算は、してないですよね?

住民税や固定資産税など、役所が勝手に税金を計算して納付書が送られてくる、

これを「賦課課税方式」といいます。

※住民税の申告書を出した場合でも「税金」の計算はしていません

納税通知書が届いてしばらくしてから、宜野湾市から書面が届きました。

「課税明細が間違っていたから送り直すよ」という通知でした。

宜野湾市HPより

「書くところ1段間違えちゃったけど金額は合ってるからね」

という内容でした。

住民税の計算は間違えることがあるので自分で確認しよう

上記は計算ミスではありませんでしたが、

役所が送ってきた金額が違うことはあります。

むかし勤めていた税理士事務所の会長のおじいさんから聞いた話ですが、

住民税の計算が間違っていたので、市役所に違うよと言いに行ったら、

クレーム付けてきたただのジイさんだと思われて、

職員が間違いを認めなかったそうです。

ところが、自分は税理士だと伝えたら、手のひらを返して間違いを認めたので、

普通の市民の申し立ては聞く耳を持たないのか!と烈火のごとく怒ったそうです。

この話に限らず、住民税の計算ミスは実際にあります。

住民税の計算にはひとの手が介在するはずなので、

人間だからどうしてもミスは出るということなのだと思います。

税金が安くなるミスなら良いですが(実際に見たことがあります)、

高くなるミスは自分が気づかなければ大損です。

ですので、「納税通知書」を開いた最初のページにある

「課税明細」を確認することをオススメします。

(サラリーマンは、6月頃に住民税の「決定通知書」を会社から受け取ります。

 内容はだいたい同じです。)

・所得の金額

・控除の種類と金額

・課税標準額

・税額

などが書いてあります。

ざっと記載漏れなどがないかを確認しましょう。

確定申告をしているひとなら、内容は理解できます。

サラリーマンで理解できないひとは、

給与計算をしている経理のひとに頼んで教えてもらいましょう。

特に、ふるさと納税をしているひとは、

確認することをオススメします。

役所のミスではなく、

ふるさと納税は自分のミスが多いからです。

確定申告をしていない、

ワンストップ特例をしていない、

ワンストップ特例をしたのに確定申告をして寄附金控除を忘れた、

計算ミスで2000円以上負担していた…などなど。

自分の間違いに気付くためにも、確認をしてみましょう。

タイトルとURLをコピーしました