キリスト教書店はキリスト教徒にとってのサンリオショップみたいなもの

わたしはクリスチャンで、キリスト教関連の本をよく買うのですが、

沖縄に新しくキリスト教の本を扱う書店が

オープンしたので行ってきました。

キリスト教書店というものが存在する

わたしも最初に行ったときには不思議に感じましたが、

キリスト教の本を専門に扱う書店が存在します。

怪しい宗教団体のようなところではありません。

日本では、キリスト教はあまり人気がないので、

普通の本屋さんには、キリスト教の本はほとんど置いていません。

キリスト教の本はあまり売れないからなのか、

メジャーな出版社からは、キリスト教の本はほとんど出ません。

けっきょく、キリスト教専門の出版社が出す本を、

専門の書店に置いてある、という感じです。

ウチにあるキリスト教関連本の一部。Amazonで買う場合も多い。

以前は沖縄の那覇や浦添、コザにキリスト教書店があったのですが、

徐々に減っていき、残っていた那覇の出版社の直営店が譲渡され、

移転新装オープンしたようです。

ビブロス堂の様子

9月に新しくプレオープンしたのが、

ライフセンタービブロス堂という本屋さんです。

ライフセンターってちょっと怪しい横文字ですが、

移転前の本屋さんの名前を引き継いでいます。

ビブロスは紙を意味する、バイブルの語源だそう。

グランドオープン前なので、お店が未完成ですが、

許可をもらって写真を撮ってきました。

お店はかなり広くてびっくりしました。

移転前の10倍?くらいありそうです。

キリスト教系の本、雑誌、グッズ、絵本などが揃っています。

本の品揃えは、クリスチャンにとっては、

ジュンク堂など比較にならないくらい良いので、

すごく興奮します。

キティ好きなひとがサンリオショップに行ったときや、

アニメ好きなひとがアニメイトに行ったときの興奮に近いです。笑。

ソファがあるので、本をゆっくり座って選べます。

キッズスペースも作っている様子です。

うれしいのが、古本があることです。

キリスト教の本は、すぐに絶版になります。

図書館にも置いていませんし、電子書籍にもなりません。

ただし、ニーズは少ないとはいえ、確実にあるため、

Amazon等の古本は値段が釣り上がる傾向にあります。

だから、こういうところでうまく回転すると嬉しいですね。

ちなみに、キリスト教とは関係なく、

沖縄関連の古本コーナーもありました。

学生時代にあちこちにあった沖縄の古本屋も

軒並みなくなってきているので、

良い取り組みだと感じました。

書店の奥に、カフェも併設されています。

本屋でのんびりできるのはいいですよね。

カフェスペースは、段差がありステージにもなっていたので、

イベントもできます。

伝道じゃないイベントもあるといいなあ。

ホームページも製作中ですがありました。

ライフセンタービブロス堂
ライフセンタービブロス堂 沖縄県那覇市 クリスチャン書店

代表の方が31歳と若く、経歴が

ホームレスからNPOを経て、ラジオ局の代表をしていると書いてあります。

存在感のある、おもしろい書店になりそうでたのしみです。

来月10月9日にグランドオープンです。

キリスト教書店に思うこと。

キリスト教書店に思うことがあります。

(ビブロス堂に思うことではなく、一般的な話です)

キリスト教は、教派が多いのですが、

大きく「カトリック」と「プロテスタント」に分かれます。

十字架にイエスがかかっていたり、マリア像があるのがカトリック、

十字架だけで、具体的なひとの姿は飾ってないのがプロテスタントです。

だからグッズも違うんですね。

キリスト教書店も、カトリックとプロテスタントで分かれています。

置いてある本も、出版社も、グッズも異なります。

カトリック系の書店の方が、グッズはかっこいいものが多いです。

プロテスタント系のグッズはちょっと垢抜けない感じ。

カトリックの本は、難しいものが多いです。

プロテスタントの本の方が、硬軟おりまぜて間口は広い。

でも『置かれた場所で咲きなさい』やマザーテレサのように、

世間でヒットするのはカトリック系が多い気がしますね。

どっちも読んだり買ったりしているので、

お店を分ける必要ないのに、と感じます。

内部の事情として系統が違うのはわかりますが、

どっちも超ニッチなので、一緒にやるほうが、

お店もお客さんもメリットが大きいと思います。

それから、本を選ぶのが本当にたいへんです。

キリスト教の本といっても内容はさまざまで、

古い時代に書かれた古典から、

エッセイ、キリスト教に興味がある未信者向けもの、

聖書を解説したもの、恋愛や結婚に関するもの、

宗教と社会に関するもの、小説、

祈り方の指南書、神学書、などなど。

それがズラーッと並んでいると、読みたい本を探すのが

一般書以上に難しい。

だからキリスト教書店はただ本が並べてあるのではなくて、

なにを読んだら良いかわからないひとに、

本を届けるメディアでいてほしいと願います。

あと、だいだいBGMがこてこての現代ゴスペルがかかっていて、

わたしでさえじゃっかん引くので、

カニエ・ウェストやボブ・ディランのゴスペルアルバムとか、

万人受け(?)するものにして欲しいとも思う。

それがふざけ過ぎなら、カーク・フランクリンとか、

PJモートンとか、マタイ受難曲とかグレゴリオ聖歌とか、

要するにノンクリスチャンでも普通に聴けるものにして欲しいのよね。

キリスト教でないひとは、教会以上に

足を踏み入れない場所かもしれませんが、

サンリオショップやアニメイトを冷やかす感じで、

クリスマスやイースターのガチグッズ選びにもいいですよー。

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