仕事だったり、遊びだったり、夢中になって、
ついつい夜までパソコンに向かってしまう日があります。
そんなときに思い出す薬局のお兄さんの言葉と、
40代半ばのじぶんの体調管理について思うこと。
地域の薬局
40歳を過ぎてから、地域の薬局に行くようになりました。
それまでは、ドラッグストアがあるのに、地域にある
小さな薬局ってどうしてつぶれないんだろう(失礼!)と
思っていました。
きっかけは、無理しすぎによる自律神経の失調で眠れなくなったこと。
睡眠薬やメンタルクリニックに頼るまえになにかできないかなと
思っているときに、妻がよく行く薬局をすすめてくれました。
正直「健康食品=まゆつば」のイメージがあって、
気がすすまなかったのですが、
妻に言われたことはやる主義なので、笑、行きました。
お店では、若旦那と呼ばれている二代目店主が対応してくれ、
こちらの話を詳しく聞いて、
おすすめする健康食品や漢方を出してくれました。
とても勉強しているのに、当たりが柔らかくて好印象でした。
すすめられたものは、実際に効き目がありました。
それで、病院以外にもこういう世界があって、
小さな薬局の需要があるんだな、と知りました。
それがわかるくらいに、
おじさんになっただけかもしれません。
若旦那のひとこと
そんな若旦那に言われたのが、
「睡眠は投資です。
今日の疲れを癒やすんじゃないんです。
明日のパフォーマンスのためなんですよ。」
という言葉でした。
わたしは、そのときの状況に合わせて、生活リズムを変えてきました。
税理士の受験や、夜間の大学院に通っていた30代は、
勉強する時間を捻出するために、強制的に早起きをしていました。
独立してからも早起きを継続しようとしましたが、
早寝ができなかったり、夜中に起きてしまうなどで、
結果的に体調を崩してしまいました。
今は、ほどほどの時間に寝て、子どもと一緒に起きる生活です。
早く目が覚めてしまったら、無理して眠ろうとしないで
そのまま起きます。
昼間キツかったら無理せず昼寝します。
リズムを整える目的は体調管理なのに、
生活リズムにこだわりすぎて、
本末転倒にならないようにしてます。
自分の体調が自分でわかることが、最適解です。
それで、若旦那の言葉が、指針になります。
もし今日、睡眠不足で疲れてしまったら、
それは今夜寝ても取り返せるわけではなく、
将来の体調、健康を前借りして消費しているわけです。
だから、疲れたから寝ようというよりも、
明日のことを考えてこのくらいにしておこうと思って寝ます。
自分のからだはおもしろい
体調管理って、けっこうそのひとの信じていること
に関わるので(筋肉は裏切らないとか、乳酸菌が良いとか)、
話しにくい話題かもしれません。
わたしは、信じるものは年齢や時代で変わるので、
いろいろあって良いと思うのですが、
それよりも、自分のからだを知るのがおもしろいと思います。
男性はあまり化粧もしないし、生理も妊娠もしないので、
病気になるまで自分のからだに無頓着だったりします。
でも、じぶんのからだの状態が今どうなのかを感じることは、
その感じること自体がたのしいことです。
それに合わせて、食べるものや運動のことを考えたりするのも
豊かなことですし、
そうやって生活することが生活の質そのものです。
健康至上主義は、死ぬので最後は負け試合です。
多少調子が悪くても、
じぶんのからだを感じることを大切にすれば、
負け試合もたのしいものです。