ZOOMは「セルフビューを非表示」にして相手に集中

ZOOMを始めた頃、終わるとどっと疲れていました。

大きな原因は、画面に映る自分でした。

画面から自分を消すことで、ZOOMはとてもラクになります。

「相手に見える自分」が頭を疲れさせる

ZOOMを始め、ウェブ会議のソフトでは、

最初にカメラに映った自分が出てきます。

カメラの映り具合や、背景を確認するためですが、

そのまま会議をすると、対話をしながら、

自分の姿をずっと見続けることになります。

ひとによるのかもしれませんが、

わたしは自分の姿がとても気になります。

話し方や聞き方の印象はどうか、

相手に誤解を与える表情をしていないか、などなど。

そういう思いは、相手の話に集中する妨げになります。

ウェブ会議では、現実の会議に比べて、

足りない情報を補おうと脳が働くので、

疲れるという話を読みました。

現実世界では見ることができない「自分の姿」まで

見えてしまうと、脳は勝手にいろいろなこと考えます。

だからZOOM会議はラクなようで、疲弊します。

そもそも、現実では見えない自分を見る必要はないのでは?

と思い、自分の姿を消すことにしました。

セルフビューを非表示にすることの抵抗感

ZOOMでは、自分の映る姿を消すことを、

「セルフビューを非表示にする」と言います。

初めてセルフビューを非表示にしたときは、

抵抗がありました。

ZOOMを初めて数ヶ月しか経っていなかったのに、

自分の姿が見えることに安心していたのだと思います。

ですが、非表示に慣れてしまうと、

それまでのウェブ会議にはなかった「解放感」を感じました。

「自分が思うほど、ひとは自分のことを気にしていない」

という真実を取り戻した感じでした。

以来、セルフビューは必ず非表示にしています。

自分の姿を見ると、脳は勝手に自分を演じはじめます。

ウェブ会議の弊害だと思います。

相手からみた良い印象を演出するよりも、

相手に集中して、話にきちんと反応することで、

ウェブ会議が心あるやり取りになるのではないでしょうか。

ZOOMでセルフビューを非表示にする方法

ZOOMでセルフビューを非表示にする方法です。

通常の画面には、相手と自分が映っています。

自分の画面の右上にある「…」をクリックすると表示される

メニューの中にある「セルフビューを非表示をクリックします。

セルフビューを非表示にすると、

相手には自分の姿は映りますが、

自分の姿が自分のPCの画面から消えて、

自分のデバイスには、相手しか映りません。

つまり、現実世界に近い状態になります。

セルフビューを再表示したい場合には、

相手のビューの右上の「…」から

「セルフビューを表示」を選択すれば、

元に戻ります。

新しいメディアであっても、

自分にとって快適な環境は自分で作ることが大切だと思いました。

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