子どもの誕生日にメッセージ動画はおすすめ

先日、むすこの9歳の誕生日がありました。

思いつきでメッセージ動画をつくってみたら、

思いのほか良かったです。

誕生日はお祝いしてよろこぶ日

息子が生まれてしばらく誕生日は、

とにかく私たち両親が喜び躍り上がる日でした。

産まれてきてくれてありがとう!君は愛されているぞ!

という思いを本人に伝える絶好の機会。

両親が浮かれ喜んでいるのを見て、本人もご機嫌に過ごす日。

小学校に入るくらいから、

本人も誕生日というイベントをたのしみにするようになりました。

親子ともどもインドアでマッタリ過ごすのが好きなので、

旅行やパーティーをする訳ではなく、

テーマはいかに家でたのしくまったり過ごすか。

前日の夜に子ども部屋を風船で埋め尽くしたり、

ケーキもお店のケーキをYouTube風に大量のお菓子でデコレーションしたり、

風船屋さんの好きなキャラの風船を設置したり、

プレゼントを豪華な箱に入れてみたり、

たのしみながらためしてきました。

YouTube的かもしれませんが、

ユーチューブは私たちが子供の頃にできなかったことを

今のおとなが楽しんでやっている側面がありますよね。

友達や親戚からのメッセージ動画

今年はどうするかの夫婦会議で、

ビデオレターやってみようという話になりました。

ビデオレターというと披露宴の余興みたいで大げさですが、

むすこが好きな人たちから簡単なお祝いのメッセージ動画をもらったら

たのしいしうれしいんじゃないかなー。

まずはメッセージ動画集めから。

むすこが大好きでしょっちゅう遊んでいる友達は3人。

この3人とは、休みの日にも遊ぶので、

お迎えなどの連絡を取り合うために親同士がLINEで繋がっています。

親御さんたちに趣旨を説明し、

一言だけでも良いからお子さんのメッセージ動画を送ってくださいとお願い。

動画はむすこしか見せず、SNSやブログには載せないという前提です。

小学生の友達は動画のことを本人に黙っていられないだろうから、

本人同士が会わない誕生日のギリギリ2日前(直前の週末)お願いをしました。

あとは、静岡のじいじばあば、横浜のおじおば、

むすこと頻繁に遊んでくれる大学の同級生夫妻にもお願いをしました。

ありがたいことにみんな快く応じてくれ、

誕生日の前日に動画が集まりました。

この動画、どれもとてもおもしろいのです。

子どもたちは動画を撮られるのに緊張していて、

勇気とドキドキが伝わってきます。

いっぱい工夫もしてくれていて、

飼っている猫と一緒に撮ったもの、

TikTok風に遠くから乗り物に乗って近づいてメッセージして遠ざかっていくもの、

兄弟全員でにぎやかにしてくれているものなどなど。

お祝いソングも素敵でした。

ミュージシャンの友人はギターと歌、

ばあばも最近始めたウクレレで語り弾き。

みんな素材が良いので、編集もする必要がなく、

スマホの動画アプリで順番を決めてくっつけました。

じいじだけが愛情が暴走して延々と9歳を迎えるにあたっての心構えを語っていたので、

そこは私が倍速編集しました。笑。

誕生日、みんなからのプレゼントだよと、

むすこに動画を見せました。

ちょっと照れつつ、ものすごく嬉しそうでした。

その日お風呂に入った時に

涙がでるほどうれしかったとこっそり教えてくれました。

良かったこと、気になったこと

動画のお願いは、その人の嗜好もありますし、

子ども体調や家の用事など先方には負担が大きいかもしれず、

毎年頼めるものでもないかもしれません。

親が子ども友人関係にしゃしゃり出るのも

良くない側面があるので、

誰でもいつでもおすすめというものではないでしょう。

それでもメッセージ動画の良いところも大きいと感じました。

今回は、引き受けてくれた方との関係性も、

むすこの年齢的にも、とてもうまく行きました。

自分の生まれた日に、

自分がたくさんの人たちに大切にされて生きていることが、

動画というメディアのおかげで

理屈ではなくわかったのかなと思います。

むすこはスマホとYouTubeが産まれたときからある世代。

親から毎日のようにスマホで撮られながら育っていることを思うと、

動画は身近で気軽で親しみのあるメディアなのでしょう。

実際に会えなくても、動画を通じてのコミュニケーションも

コロナで当たり前になりました。

TikTokのような不特定多数への送信とは違う、

動画で親しいひとと簡単なメッセージを送り合うって良いと思います。

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