阿嘉島はシカ天国でした。

今日は月イチの座間味村出張。

港に着くと、海がしけているので高速船は欠航。

高速船よりも時化に強いフェリーは運航するので、

チケットの振り替えをお願いすると、

「今日は折返しだけど大丈夫?」と聞かれました。

フェリーも波の影響で島に着いたら、すぐ本島に「折り返す」ので、

島に日帰り旅行はできないという意味だそうです。

島に宿泊しない観光客は行くのを諦めるしかないわけで、

離島は自然に左右されることを実感。

不便だけれど、そういう時間の流れ方は悪くはないですよね。

今日は座間味島の隣の阿嘉島で仕事。

初めての阿嘉島です。

島には、そこいらへんに鹿がいます。

ケラマジカという天然記念物だそうです。

保護されているせいか、人を怖がりません。

海を泳いで島を渡るので有名だそうです。

auシカも慶良間出身だそうなので、同じ種族なんでしょうね。

公園の入り口には、鹿が入らないように金網が敷いてありました。

犬が散歩で足が落ちて嫌がる側溝の金網と同じ仕組みですね。

阿嘉島がどんなところかは、観光案内所に貼ってあった

小学生の壁新聞を読めば完璧にわかります。

ウミガメも一緒に泳げるそうです。

産卵を見た4年生の「たべてみたらしょっぱかった」という感想がすごい。

なにを食べたのかしら。笑。

仕事を終え、阿嘉島から座間味島へは村内航路で移動。

バスはないけど、船があるわけです。

片道300円、料金も座席の感じもバスと一緒です。

島に住んでいるひとも言ってましたが、

離島の魅力はゆったりとした時間の流れを感じることにもあります。

船が出ないな、お店がないな、鹿がいるな、小さな船で海を渡っているな・・・

そういう時間を過ごすことは、温泉に漬かっているのと似てます。