四十肩の闘病記。

今年の漢字は「肩」です。

1年間を通して、四十肩でリハビリしていたからです。

四十肩の経緯となってわかったこと。

症状の兆候が現れる:2021年11月~12月

時は44歳の秋、2021年の11月頃から、

ひだり肩に違和感を感じるようになりました。

背広などの上着を着ようとしたり、

子どもと走ったときなどに、

左肩が「バキッ」とするようになったのです。

寝違えかな?と思いました。

最初はたまにでしたが、徐々に毎回なるようになり、

回数とともに、痛みも大きくなってきました。

しばらくして、左腕がだんだん上に上がらなくなってきました。

この時点では、自分が四十肩という自覚はゼロでした。

とりあえず普段行く鍼灸院に12月頃に行き、

四十肩なんじゃないかと言われました。

痛みが酷くなり生活に支障が出る:2022年1月〜2月

そのうち、痛みがどんどん酷くなり、

日常生活にも支障が出てきました。

服が着れない。

髪が洗えない。

洗濯物が干せない。

子どもと外て遊べない。

荷物が持てない。

一番つらいのは、痛みで夜眠れないこと。

上を向いても、横を向いても、下を向いても痛い。

これはやばいと、形成外科に行きました。

そこで、四十肩、正式には「肩関節周囲炎」と診断され、

レントゲンを取り、「ステロイド注射する?」と聞かれました。

妻からステロイド注射は絶対にするなと言われていたので断って、

痛み止めを処方され、リハビリへ。

リハビリで腕と肩をグイグイされ、

ちょっとラクになったように感じたのですが、

それから2日間猛烈な頭痛に襲われました。

炎症物質が急に流れたのか、原因はわかりませんが、

ここの治療は合わないかもと思い、

著名なマッサージ師などいくつかの施術院をはしごしました。

最終的に、妻の知人の理学療法士の方が

心配してSNSを通じて連絡をくださり、

その方が非常に良くしてくれて、

治療、アドバイスに加えて、信頼できる

形成外科とリハビリ施設を紹介してもらいました。

リハビリ開始:2022年3月~現在

通院とリハビリを始めました。

なるべく週1回行く、くらいのペース。

理学療法士さんから、

横になってマッサージを40分、

最後に電気がビリビリするやつを10分、

最後に、家でやって欲しいリハビリの指導があります。

ぜんぶで1時間くらいです。

リハビリとは別に、医師の診察が月に1回あります。

医師の診察と指示があれば、

リハビリに健康保険がきくので、

リハビリの料金は1回1300円くらいでした。

痛みのひどい頃は、急にからだを動かすとバキッとなるので、

アームスリング(三角巾のちゃんとしたやつ)を

Amazonで買って、うでを吊ってました。

ひと月ほど経つと、痛みが落ち着きました。

そこから、本当に時間がかかりました。

自宅で教えられた動きを繰り返してからリハビリに行くと、

毎回、少しずつ、可動域が広がります。

発症から1年経った11月に、やっと腕が垂直に上がるようになりました。

しかし、まだ肩の動きが不自然ですし、背中には手が回りにくいです。

完治は2023年の春頃だと医師には言われています。

結局1年間、やりたいスポーツもできませんでした。

運動不足にならないよう、

ウォーキングや下半身の筋トレなどを続けました。

先日、運動の許可が理学療法士さんから出たので、

2023年からは、筋トレやスポーツを再開します。

身体を自由に動かせない時期があったおかげで、

40代の早い時期に身体管理の大切さを改めて実感することができたことは、

ゆいいつ良かった点ですね。

四十肩になった原因、四十肩が長引いた原因

四十肩になった直接の原因は不明です。

デスクワーク、姿勢、ストレスなどの長年の蓄積や

コロナの運動不足などがあり、

なにかのきっかけで発症したのでしょう。

治療が長引いた大きな原因は、

初動の遅れではないかと思います。

最初に痛みが現れたときに、

四十肩の自覚がなかったため、

肩をガンガン動かしてしまいました。

その頃にプランクをしていたのも災いしたと思います。

肩に痛みを感じてから、

リハビリ開始まで3ヶ月かかってしまったのも、

完治が遅くなった原因です。

たかが肩と思いましたが、

振り返ってみると、

とにかく早めに形成外科に行くことが大切だと感じます。

眠れない時期に役に立った情報源

眠れないときは、この動画に助けられました。

最初はタオルなどを丸めて挟んでいたのですが、

これを見て、程よい厚みのクッションを買い、

とてもラクになりました。

本来、四十肩は適切な対処をすれば、

数週間から数ヶ月で治るものです。

肩に違和感を感じたら、

診断だけでも早めが大切です。

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