今月の経理と税務【2026年6月】

6月の税金に関するおもなスケジュールをお知らせします。

該当する事業者の多い、一般的なものだけです。

ひとによっては不要なものも含まれます。

6月11日(火)半年に1回の住民税特別徴収の納期

従業員の人数が9人まで事業所は、

源泉所得税と住民税の納付を、

毎月➡半年ごとに変更できます。

「納期の特例」と言って、税務署や市町村に手続きが必要です。

ちなみに、所得税の納期の特例は7月と1月ですが、

住民税の納期の特例は6月と12月です。

ひと月ズレているので間違えないようにしましょう。

手続きが済んだひとだけが対象です。

半年に一度だとラクですが、忘れやすいのでご注意くださいね。

6月中旬頃 所得税の予定納税の通知書が届く

来年の税金の概算前払いのお知らせです。

今年の3月15日の確定申告で、

ざっくり税金が15万円以上の個人事業主が対象。

例えば、税金が18万円だったら、

7月と11月に1/3(6万円)ずつ前払いで納めてね、

というイメージです。

納めるひとにだけ通知書が届くので、

自分で計算しなくてもだいじょうぶです。

納めなくて良い事業者には通知がありません。

郵送で届きますが、e-Taxで郵送は不要にしたひとには

e-Taxのメッセージボックスに届きます。

読み落とさないよう注意しましょう。

6月から 2025年分の従業員の住民税の特別徴収が始まる

従業員を雇っている事業所が対象です。

対象の事業所には、

5月に従業員が住んでいる市町村から、

住民税の特別徴収の通知書が届きます。

対象となる従業員の分だけが届くので、

届かない従業員は対象外です。

住民税を納める期間は

2026年6月分から、

2027年5月分まで、です。

6月分の住民税は、

翌月の7月10日が納付期限なので、

6月に支給する給与から差し引くのが一般的です。

今月従業員に払うお給料から引き始めましょう。

これは、会社や個人事業主本人の住民税ではなく、

従業員本人の住民税です。

会社は本人のお給料から引いて、

本人の代わり納付するだけです。

ただの預り金なので、事業の経費にはなりません。

6月30日(火) 個人事業主の自分の分の住民税の1回目の支払い

従業員分ではありません。

個人事業主の自分の住民税の支払いです。

個人事業主はお給料がもらえないのでお給料から引けません、

自分で納付します。

6月頃に2025年分の住民税の納付書が届きます。

一般的には、

6月、8月、10月、翌年1月の4回に分けて納めます。

なお、住民税は事業の経費にはなりません。

払って終わりです。

6月1日(月)から7月10日(金)まで 労働保険の年度更新の申告と納付

「雇用保険」と「労災保険」を合わせて

労働保険と呼びます。

雇用保険は、退職、休職などをしたときのための保険、

労災保険とは、仕事でケガや病気をしたときのための保険です。

労働保険の加入の対象になる従業員がいる事業所は、

毎年この時期に、更新=書類を提出して納付額を計算します。

労働保険年度更新に係るお知らせ
労働保険年度更新に係るお知らせについて紹介しています。

労働保険の更新方法は上記HPにも書いてあります。

顧問社労士がいるなら、社労士にお願いしていると思います。

そうでない場合は自分でやりますが、

商工会や商工会議所の組合に加入すると、

手続きを代行してもらえます。

加入すると、通常は労災に加入できない事業主などが

特別加入できる制度などのメリットもあります。

商工会なので金額も良心的で、おすすめです。

毎年自分でやるのが大変だというひとは、

商工会に話を聞いてみましょう。

なお、7月10日は、社会保険の算定基礎届の提出期限でもあります。

【事業主の皆さまへ】令和8年度の算定基礎届のご提出について

7月に慌てないよう、6月から準備しておきましょう。

あとがき

6/1、沖縄は久しぶりの台風直撃です。

金曜日には早々に月曜、火曜が休校になりました。

お店やスーパーも明日は休みと連絡が。

以前は台風でもギリギリまで開けるのがサービスという風潮がありましたが、

「皆勤賞」など過大労働と人に迷惑(休んでも迷惑ではありませんが)を

かけないことを美徳としていた時代の弊害とも言えます。

判断が早いとハズレの場合もありますが、

労働コストが削減できるので良い傾向と感じます。

南部の花農家さんが台風だから畑に来た人に花を安く売っていたらしく、

妻が買ってきた大量のトルコ桔梗が家に飾られてます。

5月の休日はフラで使う芭蕉のパウの材料を芭蕉布の工房で加工したり、

頭に載せるレイの素材のククイの実を拾ってきて工場で穴を開けたり、

クペエ用のティーリーフの鉢を家で株分けしたり。

好きなひとはお金を払ってでもやりたいようなことだと思いますが、

正直、わたしはこういう作業が面倒で大の苦手で⋯

でも、医者を必要とするのは丈夫な人ではなく病人である、

という聖書の言葉の通り、

おじさん的めんどくさい病に侵されていて、

巡り合わせが来たと思ってます。

身の回りにあるもので、

材料からじぶんで採って作ったものってほぼ無いですからね。

自給や生産から疎外された生活を送っているじぶんへの良薬、

プレゼントだと思います。