座間味島に来ています。離島に見るむかしの沖縄の風景。

仕事の都合で、これからしばらく毎月1回、

座間味(ざまみ)島に通うことになりました。

25年で初めての座間味島です。

座間味島には、沖縄本島から船で渡ります。

船は、那覇にある泊港という港から出ています。

港の前に、「外人墓地」があります。

琉球の頃、沖縄で亡くなった

宣教師や水兵の人たちのお墓だそうです。

那覇の建物が多い土地に残っており、

大切にされてきたのでしょう。

左のすみに見えるのは、

たしか日本に行く前のペリーの上陸碑だと思います。

昨日まで台風で船は欠航しており、

朝9時発の船の出航が決まるのが、朝8時。

朝の天気や海を見て、船長が決めるそうです。

普段はほとんど揺れない時速80kmの高速船が、

揺れて揺れて4DXの映画館みたいでした。

船酔いしないように、冷蔵庫みたいに冷やされながら、

最後尾の席でリクライニングで寝てやり過ごします。

座間味島は、国立公園である慶良間諸島のひとつ。

綺麗な名前の税金「美ら島税」も船代と一緒に納めます。

島に囲まれた内海は、波もなく穏やかです。

ホエールウォッチングが有名ですよね。

島に着いてからは、屋内で仕事してたので、特になにも見られず。

夕方宿に着いて、近所を散歩しました。

島の小学校や、商店などが、昔の沖縄を思い起こさせます。

離島には、昔の沖縄の風景が色濃く残っています。

島の産業はほとんどが観光業、あとは水産業が少しで、

農業はほぼ無いそうです(山桃は採れます)。

戦後、島の産業は半農半漁で、

カツオ漁が盛んで工場もあり、座間味節と言って

有名だったんだけれど、今は無くなってしまった、

みんな豚や山羊を飼い、山の中腹まで段々畑を作り、

さつまいもを植えて、葉や芋を豚に食べさせていたけど、

畑も無くなったねえ、という民宿のご主人の話で、

むかしの風景が見えるような気がしました。

最後は寝る前のLINE電話で、

父そっちのけでエフェクトで遊ぶ息子。

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