おもちゃについていた充電池を捨てる場所が見つからず、
リサイクルできない充電池の処分には、
手間もお金もかかると知りました。
きっかけは息子の壊れたラジコン
息子が保育園の頃に買ったラジコン
(Amazonで3900円くらいの外国製)
が壊れてしまいました。
修理できないので、残念ですが処分。
たのしい時間をありがとう。
充電式だったので本体からバッテリー(充電池)を外して、
充電池は、電池ごみ(有害ごみ)の日に出しました。
充電池は市町村では回収できない
ごみ収集車は電池を回収してくれませんでした。
「有害ごみが混ざっているため収集できない」
というシールが貼ってあります。
どういうことかしら?
市役所に電話して聞いてみました。
「充電池は市では回収できないんですよ。
充電池ごみの火災が多く、社会問題になっています。
電器店などのリサイクル協力店に持ち込んでくださいね」と教えてくれました。
分別表にも書いてありました。
ネットで調べると、充電池ごみ火災の記事もありました。
ラジコンに入れたまま捨てずに良かったとホッとしつつ、
協力店をこのページで検索して近所の電器店に電話。
リサイクルマークが付いていないと、協力店も回収してくれない
「リチウムイオン電池などで、
リサイクルマークは付いていますか?」
と聞かれました。
こういうのですね。
ラジコンの充電池には書かかれていません。
「リサイクルマークが無いものは、申し訳ないですが回収できないんですよ」
私の充電池はリサイクルの対象外電池だとわかりました。
回収できない電池は、以下にくわしく載っています。
※対象外電池の処分に関しては、メーカーまたは自治体にご相談ください。
と書かれています。
メーカーは外国、Amazonのリンクも切れているので連絡できません。
しかたないので、再び市役所に電話。
経緯を話すと、
「ご自身で処分してください。
県内で1社のみ、処分を行っている事業者があるので、
そちらを紹介できます」
とのこと。
紹介されたのは民間の廃棄物リサイクル会社です。
選択肢はないので、そこに電話しました。
沖縄県内に対象外電池を処分できる施設がない
こういった電池は処分できますか?と聞くと、
担当の方が優しく丁寧に教えてくれました。
沖縄県内にはそういった電池を処分できる施設はないので、
会社で電池を預かり、県外の処分施設への送付・処分を代行すること。
会社に来てもらい委託の契約書類を書いてもらうこと。
事前申込みで見積りするが、送付などに手間がかかるので
最低でも1万円以上かかるということ。
3千円のラジコンの処分に1万円!
びっくりです。
沖縄では、リサイクルマークのない充電池を捨てるには
手間とお金がかかると知りました。
県外はどうなのかな思い実家の市役所に電話すると、
申込みをすれば、自治体が無料で回収していました。
沖縄は離島も多いので、むずかしい問題なのでしょう。
綺麗な島で不法投棄を見かけると残念なので、
沖縄にもコストのかからない選択肢があると良いですね。
リサイクルマークのない電化製品を避けるのも大切だと感じました。
あとがき
むすこに本棚の整理をお願いしたら、
こうなってました。
「マンガの棚にはのれんがあって、
中に電気が付くんだよ!」
だそうです。笑。
男子小学生っぽくなってきました。