スマイルゼミで家庭学習。良いところと悪いところ。

コロナ休校を機に小学1年生のむすこに

スマイルゼミを導入してそろそろ3週間。

使い始めの感想です。

きっかけはむすこのひと言

むすこが小学校に入って驚いたことのひとつは、

学習教材が35年前からほとんど変わっていないこと。

実際に社会に出たら、仕事はパソコンでしかしないのに、

小学生にやらせないのは不可解。

代わりに、早くタブレット渡そうと考えていました。

iPadやKindleFireも検討しましたが、

タブレットを使った学習方法がいまいちわからず、

チャレンジタッチ、スマイルゼミ、Z会などの資料を取り寄せました。

取り寄せると電話営業が来るのが難点でしたが、仕方ありません。

ネットの評判なども加味して、やるならスマイルゼミと夫婦で決めました。

タブレット学習の導入は、4月は本人が入学したばかりで大変だろうのでやめました。

5月頃から、本人が「勉強をしたい」と言い出しました。

保育園で「小学校に行ったら宿題が出るんだよ」と聞いていたので、

宿題に対する憧れがあったのに、4月は宿題があんまり出ないので、

もっとやりたい!と感じたようです。

同時期に、iPadペンで仕事をするわたしを見てやりたい!と言っていたので、

今がチャンスと思い、コロナ休校前日にスマイルゼミに申込みました。

本人には、

「勉強をしたいなら、とうちゃんと同じタブレットでやるのを申し込んでもいいよ。

でも条件があります。

学校から帰ったら、YouTubeやゲームの前に、毎日タブレットで勉強すること。

できますか?」と聞いて、

本人がやりたいという気持ちを確認しました。

料金~申込み~タブレット到着

料金は、支払い方法によって違いますが、

タブレットが10,978円

月謝が3,718円(6ヶ月まとめ払い)なので、

半年分まとめて合計で33,286円でした。

最初のひと月は無料らしいので、月初にはじめたほうが得です。

6ヶ月未満の退会だと、タブレット代を追加で32,802円払わされます。

1年未満の退会だと、追加料金は7,678円に減ります。

要するに最低半年はやらないと損する料金体系になっています。

申込みは全てネットで完了します。

クレジット払いだと、申込みの翌日に発送してくれるそうです。

私は金曜日の夕方申し込んで、月曜日に着きました。

沖縄でなければ、2日で着くでしょう。

ちなみに、申込時に通っている小学校を選ぶと、

自動で小学校の教科書の出版社に合わせたカリキュラムを提供してくれます。

こんな感じで箱で届きました。

中身は、タブレット、ペン、カバー、ACアダプタです。

ケースに入れるとこんな感じです。結構大きめ。

ケースを開くと、タブレットが斜めになって、机に置いて使えます。

Wi-Fiにつなげて使います。

OSはアンドロイド、メモリは16G、かなり貧弱です。

むすこの反応と取り組みの様子

「あなたのタブレットだから、大切にしてね」と言って渡しました。

すごく喜んで、すぐにやりはじめました。

タブレットに字がかける、というのはそれだけでたのしいようです。

音が出て、画面に動きがあるし、書いた直後に答え合わせを自動でしてくれます。

紙では書き順はわかりませんが、書き順も見てくれます。

このあたりは、紙よりもタブレットに軍配が上がります。

子どもが飽きないように、ひとつ課題は少なめ。

ひらがなもメダルにしてやる気をあおってくれます。

数学も、ただ書くだけではなく、

たとえば正解の方向にロケットを飛ばしてタイムを競うなど、

ゲーム要素を加味してやりたいと思わせる工夫がすごいです。

英語は、むすこの発音をマイクで聞き取り、

カラオケの音程みたいな感じで、発音のズレを表示してくれます。

むすこはこれが好きらしく、ムキになってやってます。

学習内容は、毎日「きょうのミッション」を

タブレットが選んでくれるので、それをやる感じです。

たくさん勉強すると、タブレットに内蔵されたゲームができます。

ゲームは無料のしょぼいスマホゲームと同レベルで、

むすこは今のところあまりやってません。

それよりも写真を撮ってデコできる機能がお気に入りです。

親への気配り

スマイルゼミのタブレットは、

専用のスマホアプリで親とつなげることができます。

むすこが勉強をはじめると「はじめました」とか通知が来ます。

親のこともかなり考えてくれている感じです。

LINEのようにむすことメッセージのやりとりもできます。

ひらがなは一文字ずつペンで書くので、本人はめんどくさくて写真しか送ってきません。

アイコンは私は写真にしましたが、むすこはアバター作成機能を使っていました。

どの日になにをどれだけやったかもすべて記録されて、見ることができます。

学年が進むと、苦手なところがわかりそうですね。

成績や学習の評価もAIが常にしてくれています。

家庭学習のツールとしてはアリ。

はじめてみた感想としては、家庭学習の選択肢としてはアリです。

理由は、むすこがたのしそうにやってるからです。

本人が学習の習慣をたのしいと感じることが

勉強の内容以上に大切なことです。

教材の内容も、作ってる側の本気さと柔軟性を感じます。

学力を伸ばすのにベストかはわかりませんが、

うちは中学受験を目指しているわけではないので、これで十分です。

学校の宿題を紙で学童でやって、

家ではタブレットでやるので、バランスも取れている感じです。

わるいところは、いまのところ特にありませんが、

強いて言えば、ハードの性能と価格です。

ACアダプタの充電の差し込みが固くてやりにくい。

アップデートもめちゃくちゃ遅い(20分かかりました)。

タブレット自体のスペックはぜんぜん期待できないので、高い。

タブレット代を安く見せかけて、実は月謝にタブレット代を上乗せして

儲けている印象も若干あるので、だとしたらビジネスモデルが古いと思います。

遅かれ早かれ、通信講座はすべてアプリになるのではないでしょうか。

先日のAmazonプライムデーで、

Kindle Fireキッズも買ってしまいました。

またレビューしようと思います。

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